3DプリンタでLEDライト*クリップ

夜、ウォーキングやジョギングに出かける際、明るい服装や反射帯、LEDライト等持ち歩いてますか? なぜか真っ黒な服装で夜の闇に忍んでいる人も多いですが、自動車や自転車との衝突事故などを事前に防止する方策として「目立つ」のはとても大事です。 夜バイクに突っ込まれたことのある俺が言うのでたぶん確かです。

これまでいくつかの方法を試してきました。

第一弾: 自転車用LEDライト + リストバンド

手元にあった部材で構築できたのでお手軽。ぶらぶらするので正直邪魔。

第二段:ジェントス セーフティライト


用途専用品。腕に巻きつけるのでぶらつかないのが利点。 締め付け感がウザったいのと、明るすぎてつけてる自分がまぶしいという欠点あり。

第三弾:100均LEDライト + 3Dプリンタ製クリップ

今回作ったのがこれ。 ダイソーで買ってきた100円LEDライトにクリップを付けました。

ポイントはスライドロック式のLEDライトであることと、クリップが横向きについてること。

100均の小型LEDライトは「押しているあいだ光る」物が割と多く、ずっと光らせられないものが多いです。 ダイソーでたまたま見かけたこのライトはスライドスイッチなのでつけっぱなしにできます。

また、クリップを横向きに付けたことによりポケットにこのLEDライトを固定した際、光が足元を照らします。 クリップをライト方向と同一方向に付けた場合、ポケットに付けるとひかりは真横を指すことになり、効果が低減します。

構造的にはプリント効率と強度を考え2ピース構造。 LEDライト本体に固定するブラケット部分と、クリップ部分です。

ブラケットはLEDライトのキーチェーン接続ホールに差し込んだうえで、両面テープで固定。 ブラケット部分とクリップ部分は2mmx3mmのブロックでスナップオン+補助で両面テープ。 形状を追い込めば両面テープはいらなくなりそうですがそこまでする利点もないので妥協です。

クリップ部分は取り付け時に開くことが多くなるので、稼動方向に対し積層方向を横にとってあります。 積層方向に開くような動作を加えるとそこから剥離しやすくなりますので。

そんなわけで今回の「作ってみた」、LEDライトにクリップをつけてみた。でした。


3Dプリンタで使う「スティックのり」レビュー

UP!miniは造形物を出力するベッドに細かい穴が開いており、これに造形物が食い込むことで
下地処理なしで出力が行えるのが魅力の一つです。

ですが、実際使ってみるとラスト(土台)がベッドに食いつき過ぎて剥がすのが大変。
ベッドを外してこじれば外れるのですが、穴にフィラメントが残ったりします。面倒。

そんなわけで現在はベッドにカプトンテープを張り付け、そこにスティックのりを塗りつける運用を行っています。
のりを塗り忘れなければ、現状出力ミスは起きていません。

このスティックのりですが、使う製品により意外と使用感が違うのでまとめました。

アラビックヤマト 固形ヤマト YGシリーズ
現状ベスト。固定もきつすぎず、かといって造形中に剥がれることもなし。
TOMBO PiT Hi Power
NG。固く固着しすぎ、剥がすのにとても苦労する。カプトンテープごと剥がれる。
ダイソー スティックのり(100円で2本)
固形ヤマトに比べ少し強固に張り付きますが、十分剥がせるレベル。 なにか匂いがつけてあるのか、臭い。

現在のところお勧めは固形ヤマトYGシリーズです。

Amazon 3Dcreators社 1.75mm ABS(黒) 2,790円(送料無料)

10月7日現在、在庫なしで値段が上がっている。
2,790円ならありだが5,000円を超えるなら純正購入が吉。

■UP! miniで使用する場合の注意点

スプール軸径が小さく(31mm)、またスプールが分厚いため純正のスプールホルダーでは使用できない。
事前に31mm以下、長さ85mm以上のスプールホルダーを自作する必要がある。

また、UP! mini純正のABS出力温度(260℃)では温度が高すぎるようで、ラストやサポートが出力物に強力に固着してしまう。
かといってPLA温度(190℃)ではノズルが詰まることがある。
ABS出力温度で、全カバーを解放、ファンの風を当てることで多少改善する。
温度可変改造が望ましい。

■出力結果

スプール径が小さいせいか、時折まきが緩んでジャムりそうになることがある。

温度可変改造を施したうえで、230~240℃で印刷した場合、印刷結果は非常に良好。
2,790円で購入できるのであれば十分である。

■メモ

適合温度:230~240℃
印刷設定:ファスト~ファイン可
ノズルファイン:クローズ/オープンどちらでも可。
     オープンの方がサポートが剥がしやすい。

※底面積が多い場合一度捨てプリントをしてベッドを温めたほうがよい。

3Dプリンターで作るマウントアダプター

Xマウントのカメラはフランジバックが短いのでマウントアダプターがあればいろんなレンズが付けられます。

手元にMマウントのレンズが1個あります。マウントアダプターはありません。

なので作った!

AUTODesk123D DESIGNでこねこねして...

screen20140928.jpg出力ポン!

IMG_2437.JPG3Dプリンタは家庭用でも縦方向の高さ精度はわりと高いのできちんとはまりました。

ちゃんと撮れる!が、長さ方向の設計を間違えてるらしく、本来のレンズ性能よりもやたらと寄れるレンズになりました。(逆に無限遠でない)

DSCF2936.jpgロック機能等の実装は難しいですが、わりと使えるものが作れました。

UP! miniを改造して温度変更できるようにしてみた

3Dプリンター「UP!mini」は完成品で販売され、ほぼ設定もなくそのまま出力ができる便利な3Dプリンターです。
環境設定やら調整やらに頭を使わず造形に集中できるのが魅力です。


ですが、あまりに設定できる項目がすくなく、フィラメントの溶解温度も変更することができません。
純正フィラメントを使う分には問題ないのですが、Amazonなどで売っているお安いフィラメントなどを使用しようとした場合、UP!miniの溶解温度が高温(260度。他社製は230度前後が多い)ということもあり、不都合が発生します。
具体的に発生した不都合として、ラフトやサポートと造形物本体が強固に結合しすぎてはがせない、印刷時に臭いなどです。

純正フィラメントを使い続けるなら構わないのですが、お安いフィラメントや、純正にはない特性をもったフィラメントを使用したい。
すごくしたい。

じゃあ改造だ。

わりと「3Dプリンタを買う」こと自体を目的に3Dプリンタを買ったわけですが、
テストや学習も兼ねてちょこちょこと物を作ってきたのでまとめてみました。
ほかにもこまごま作ってますが代表的なものを紹介。

iPhoneの充電器を持ち歩く時用アイテム

iPhoneの充電器を持ち歩く際に、端子を保護したり、端子で別の物を傷つけるのを防ぎます。
同時にケーブルもまとめられるツール。

充電器の角のRを合わせてあるので見た目にまとまり感が出せたかな、と。
端子を挿した先には軽いでっぱりがあり、カチっと小気味よく充電器がロックされます。

コンビニ袋フック

PCデスクの端っこに設置する、コンビニ袋固定用フック。 100均一で売ってそう。写真なし。

充電ケーブル用マグネットフック

充電ケーブルのコネクタあたりにマグネットを固定するフック。
充電しないときにケーブルをPC側面などに貼り付けられる。

ヘッドホンフック

無印良品のCDラックにフィットするヘッドホンフック。
ぴったりフィット。

Cintiq 21UX用キーボードスタンド

21UXの上部にキーボードを固定するためのスタンド。
キーボード側につけた磁石と21UX側につけた磁石で結合する。

キーボード側への磁石取り付けは両面テープでは力不足だったのでグル―ガンで。

コーヒーメーカーの修理

折れてしまったコーヒーメーカーの給水蓋関節用パーツ。
メーカーズってかんじ。


全体的に「それ10万の機械買ってまで作るものか?」という雰囲気ぷんぷんではありますが、面白いのでアリです。
フィギュアなどを作るなら出力屋さん(DMMとか)にお願いするのでいいかもしれませんが、実用小物はトライ&エラーが必要なので
手元に3Dプリンタがあるといいですね。

いろんな無茶をやってのけるディアゴスティーニにからついに「週刊マイ3Dプリンター」が発表されました。
55週間、創刊号999円 以降毎週1,998円で3Dプリンタが作れます。
合計108,891円であなたの家にも3Dプリンタが!
1年間少しずつ学習しながら3Dプリンタを組み立てるのが楽しみな人にはいいのかもしれません。
出力ができるの1年後ですけど。

写真を見る限り、たぶんディアゴスティーニの3DプリンタはBONSAI mini BS01のOEMです。
外側のフレームは合板からアクリルに変更されていますが。

BS01はPLAモデルなら89,800円、ABSモデルでも99,800円で購入できます。(両方とも組み立てキット。完成品は+10,000円)


現在10万前後で購入できる3Dプリンタは上記のBS01の他、da Vinci 1.0、UP! mini(俺がかったのはこれ)などいろいろあるので、合計金額だけでディアゴスティーニに飛びつくのはお勧めできません。

開封・設置

お盆休みを挟んで納品まで1週間。
UP!miniが届きました。

細かい開封の儀はスキップ。
本体、電源以外の付属品は日本語マニュアル、USBケーブル、皮手袋、スクレーパー、ペンチ、替え刃式の彫刻刀?、ABSフィラメント(700g)など。
今回はセール中でPLAフィラメント(1kg)がサービスで付いてきました。


PCを持っていれば別に用意しなければいけないものはありません。親切。
ただ、付属の皮手袋は染めが中国クオリティで猛烈に色移りするため買い替えます。

付属品等については販売店によって違いがある可能性があります。
上記の付属品はPP3DP代理店のサンステラさんから購入した場合のものです。


設置はマニュアルにしたがって行いますが、日本語マニュアルと英語マニュアル双方を参照したほうがわかりやすいです。

気を付ける点は中に入っている緩衝クッションを外す際。
とがっている部品もあるので気を付けること。また、スポンジを外す際、テーブルは上に移動できるので無理にスポンジを引っ張らないこと。

Windows 8/8.1を使っている場合ドライバのインストールがちょいと面倒。
サポートページの手順はWindows8向けで、8.1では少し異なるので注意が必要です。
署名のないドライバをインストールする準備をしてから、ソフトウェアのインストールを行います。

あとの設置はマニュアルに書いてある通りの操作で問題ありません。

初めての出力、の前にソフトウェア選定とモデリング。

UP! miniには出力に必要なものがほぼ一式入っていますが、モデリングを行うソフトは含まれていません。
このため、別途3Dモデリングソフトが必須。

なにを使ったらいいかさっぱりわかりませんので、とりあえず検索して出てきた「AutoDesk 123D Design」を使ってみます。
無料で使えるソフトウェアですが、簡単なものなら十分にモデリングできます。
ソフトとモデリングについてはまた後日。

とりあえずさささーっとモデリングしてSTL形式で保存。

出力開始

続けてUP! miniの制御ソフトである「UP!」を起動し、初期設定を行います。ちょっと面倒。

最初にやるのは「プリンタの初期化」。
これ、毎回必要です。この操作を行う前は何の操作もできないので注意。
これを実行するとプリンタが動きだし、既定の位置にヘッダなどが移動します。

続けて初回のみ(贅沢言うなら毎回)設定する必要があるのがベッド(テーブル)の高さの調整。
ベッドとノズルの間が0.2mmになるようにポチポチ調整します。めんどくせ。
厳密に調整する際はベッド(テーブル)の各すみっこ毎に調整をするようですが、今回はとりあえず
センターのみ調整してみました。

とりあえずここまで設定したら出力開始です。印刷ボタンぽちっとな。

出力


待つこと数分。てーてってれー!
出力されました。

ベッドからセルボードを取出し、造形物を引きはがします。
セルボードを軽くひねってやるとべりべり剥がせます。
強固にくっついちゃった場合はヘラで引っぺがします。

123Dで作ったデータにはない構造が出力されてます。
これは印刷の際、ベッドから造形物が剥がれたりしないようにプリンタが出力した「ラフト」と呼ばれる構造体です。
ラフトを造形物から引きはがす際も基本的に手で引っぺがすことができます。
場合によっては勢いよく剥がしたりすると本来の造形物側から一部もげたりするので慎重に。
どうしてもうまくはがれないときはカッター等で切り離します。

面白味も何もない形状ですが、確かに画面で作ったデータそのままの立体物が手元にあるというのは面白い体験です。

ちなみにこれ、壁掛けCDラックにぴったりはまるヘッドフォン用フックでした。どぴったり。

3Dプリンター「Up! mini」を買ってみた話(1) - 選定編

最近話題の3Dプリンタを購入しました。
かに玉のせいだ。

選定

3Dプリンタと言ってもいまは雨後の筍のごとくいろんな機種が出ています。

3Dプリンタは大きく分けて
・FDM方式(溶かしたプラスチックなどを積層するやつ)
・光造形式(液体をレーザーで固めるやつ)
・粉末式(石膏の粉を固めるやつ)
などがあります。他にもありますが。

いま個人が買えるのはFDM式が主流。
光造形式もお安い機種が出て来たようですが故障の話題をよく聞くし液体の管理が難しそうなのでパス。
FDM式から選びます。

FDM式もいろいろありますが「10万円以下」「完成品」で絞り込み、「da Vinci 1.0」と「UP! mini」の一騎打ちとなりました。

da Vinci 1.0UP! Mini
価格69,800円~89,800円~
造形エリア20x20x2012x12x12
最小積層高0.1mm0.2mm
フィラメント専用ABS汎用(1.75mm) ABS/PLA
Amazon

一見するとda Vinciの方が優秀です。フィラメントも専用とは言え700gで3500円程度なので下手な汎用品よりお安いぐらいです。

しかし利用者のブログなどを見たところ、どうもda Vinciは縦方向の積層に「ズレ」が生じるらしいのです。本体剛性の関係らしいので調整も難しそう。

また、FDM方式の3Dプリンタは「積上げて」プリントを行うため、下に空間がある物体を出力する場合、サポートと呼ばれる「支え」が出力されます。
UP! miniはこのサポートが剥がしやすいらしい。印刷後の手間は少ないほうがいいのでこれも評価。

さらにもう一点、造形物が出力される「台」であるセルボードというものがありますが、daVinciをはじめほとんどのプリンタは平面の板で、造形物のずれを抑えるために専用のテープやノリを必要とします。
しかし、UP!miniはセルボードに細かい穴が開いており、この穴に溶けたフィラメントが食いつくことでずれを防ぎます。
この点も手間がかからないという意味で評価対象です。

そんなわけで造形エリアが狭いですがUP! miniに決定しました。
ちょうどPP3DP社でセールもやってたしね。

買った後の反省

ちょっと性急に選びすぎました。もうすこし調べてもよかったかも。

UP! miniの良いところ

・完成品で組み付けもしっかりしてる

・そのため、箱出し一発目で出力に成功する。

・Z軸方向のブレはすくなく、積層跡も綺麗。

・わりと小さい(da Vinciはかなりデカい)

・サポートが剥がしやすい

UP! miniのイマイチなところ

・室温が高いと(?)出力中にノズルが詰まる。→動作環境29℃までだった。真夏のジャポンじゃ空調使うべき。

・造形エリアが120x120x120(mm)と狭い。150mmあるとよかった。
 1辺が120mmだとiPhone5用ケースが1ピースで出力できない。
 
・ソフトで凝った設定ができない

・ノズル温度が2通り(PLA:210℃、ABS:260℃)しか指定できない。
 このため社外品フィラメントが事実上使用できない。

国産3Dプリンタ「BONSAI Mini BS-01(amazon)」の存在をUP!mini発注後に知り悶々としています。
こちらは造形エリアが150(x)x130(y)x100(z)と一回り広く、またノズル温度も可変っぽいです。

先に知っていればこっちを買ったかな...
とはいえすでにUP!miniを買ってしまったのでとりあえずこちらを使い倒してみることにします。

Cintiq 21UXのキーボード置き場を作り直した話。

Wacomの液晶モニタ Cintiqを使ってると問題になるのがキーボードの置き場所。
大抵の操作は左手デバイス(Nostromo)で事足りるのですがやっぱり文字を打ったり登録してないショートカットがあったりすると不便です。

なにせCintiqが場所をとるのでキーボードを置く場所がなくなります。
Cintiqの裏に置いたり、手前に置いたりが考えられますが自分の場合Cintiqの上に乗っけています。
普通に乗っけるには広さが足りないのでキーボード置き場を自作しているのですがそれを作り直したのでその話。

作画環境概要↓

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