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DELL Latitude 10 レビュー

  • Posted by: tatuya
  • 2013年1月 9日 19:53
  • 日記

12月13日に発注したLatitude 10があまたの納期延長を乗り越えてやっと届いたのでレポートします。

レポートしてる本人は割と「低スペック環境では動作が重い」ことに納得してしまえる人間なので、
実際にはここに書かれているより快適ではない、と思ってもらうと安全です。

2013/04/21 最新の状況に合わせ一部修正しました

1.アクティブペンについて

WACOMの1サイドボタン・1消しゴムボタンの細ペン。


個体差があるとは思うが最低筆圧感度が高め。これはハードウェア調整により改善できた。
サイドボタンをはずし、ペン先側の可変抵抗を逆時計回りに回すと最低筆圧感度が下がる。時計回りに回すと最低筆圧感度が上がる。
※1回転もすることはない。せいぜい半回転程度。
※サイドボタンをはずす際、マイナスドライバーでコジることになるが、その際キズが付く可能性が高い。
※保障対象外。自己責任で。

筆圧感知について

自作ツールで計測した限り、検出速度133Hz、筆圧感知数1024段階。


対応するAPIはTablet API。
標準のドライバではPhotoshop、SAIなどで筆圧感知ができない。

2013/05/15 追記
Wacomからドライバがリリースされ、PhotoshopやSAIで筆圧感知ができるようになりました。
詳しくはLatitude 10まとめにまとめたのでそちらをご覧ください。

ComicStudio、IllustStudio、ClipPaintなどセルシス系ソフトでは筆圧感知可能。
(環境設定のタブレット設定で「Tablet PC API」を選択する必要がある。

SAIではぶちさん 作成のWintab.DLL導入で筆圧検知可能になりました

カーソルのずれ、遅延等について

初期状態では画面はじでのカーソルのずれが大きかったが、A04 BIOSの適用により大幅に改善。
ほぼ気にならないレベルまで修正された。

遅延は個人的には気にならないが、早い線を多く書く人は気になるかもしれない。
ハードウェア的な遅延というよりもソフト遅延のほうが気になるだろう。
ソフト側の補正系機能をOFFにすることである程度改善できる。

2.その他

SDカードスロットはフルサイズSDカードサイズ。
挿入時、上面とほぼ面一になり出っ張らない。

カードを刺さないときはSDカードと同形のダミーカードを指すことになる。
ほぼ100%無くすと思われる。

WindowsHomeボタンは物理ボタン。ちょっと硬い。

3.システムバックアップメディアの作成

バックアップメディアなしで発注してしまったので、最初に「Dell Backup&Recovery」を利用してバックアップメディアを作成する。
初回に起動するとアップデートの確認が行われた。アップデートを実行すると結構な時間(30分ぐらい?)かかってアップデートが完了した。
ここからメディアの作成に入る。

USBメモリか必要になる。この際、メディア上のデータは削除されるので新品のメディアを用意する必要がある。
ファクトリバックアップとApp&Driverバックアップを1枚のメディアに取れない残念仕様なので、8GB以上のUSBメモリを2枚用意するのがいいかもしれない。(4GB ぴったりのメディアだとものによっては容量が足りないらしい)

ファクトリバックアップメディアの作成に必要な容量は3.4GB程度。(出荷時期により異なる模様)
App&Dirverバックアップメディアの作成に必要な容量は28MB程度。28MBて。ファクトリバックアップに含めてよ...

4.処理速度等について

体感的な部分が大きいので人によって感じ方は異なると思うが...

シャットダウン状態から起動するまでは約30秒。早い。
スリープからの復帰は一瞬。
Windowsの基本機能を操作するにあたって遅さは感じない。

ComicStudioの起動(ダブルクリックから操作可能になるまで)は10秒かからない。
線画を書くような用途では気になるような遅延等は発生しないが、トーン処理やグラデーション描画等の処理を行うには力不足間が露呈する。
また、レイヤー統合等、広範囲に影響する処理は遅く感じる。

あくまでもラフ・線画用と考えるといいだろう。


CLIP STUDIO PAINTも同様に起動は10秒以下。A4・600dpi原稿に対して鉛筆、Gペンなどによる描画は軽い。
ブラシについても透明水彩、濃い水彩などはわりと軽快に動作するが、滑らか水彩などのブラシは明らかな遅延を体感できる。(なめらか水彩はデスクトップでも割と重い)
また、ComicStudio同様グラデーションやレイヤー統合などは若干つらいものがある。

5.バッテリーの持ちについて

購入直後・バッテリー95%程度から6時間ほぼ動かしっぱなしで現在22%。
8時間連続稼働は十分可能な範囲。
※動画再生やゲームを使った場合はわからない
(追記:フルHD mp4ファイルを約6時間見たところでバッテリー残量30%以上残った)

6.まとめ

この機械がどういったものなのか理解したうえで購入するならばおすすめできす。

ATOM+2GBメモリという制約により、デスクトップ機のような快適な作業に向いた機械ではありません。
ある程度の割り切りをもって使う機械です。

おすすめユーザー

・旅行など外出先でちょっと使えるペン付タブレットが欲しい人
・使用ソフトがセルシス系な人
・WindowsなタブレットがほしいけどRTは若干不安な人

お勧めできないユーザー

・Cintiqの代わりにこれを使いたいと考えてる人
・これ一台で線画から仕上げまですべて作業したいと考えてる人
・遅延やズレが許せない人
・使用ソフトがPhotoshop、SAIの人



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